みなさまこんにちは! エナジースペースの山崎です。
今日の庄川は雨が降っています。湿度は高い印象ですが、気温は低い印象です。最近、寒暖差が激しいのでみなさま体調にはお気をつけください。
ですので今日は過去のブログの「雨の日の練習法」を参考にしてドローンの練習をされるといいと思います!
ということで先日、FPVってどうやって始められるの?という問い合わせが多々ありますので、今回からは、FPVを趣味でこれから始められる方向けにブログを書いていこうと思います。
まず大まかに必要なものを書いていこうと思います。書いた後は一つ一つ説明していこうと思いますので、かなりシリーズ的に長くなりますが、お付き合いください。
必要なもの
①プロポ
②機体
③バッテリー
④FPVゴーグル
⑤アマチュア無線4級以上の免許
⑥無線局免許状
①プロポ
まずはプロポです。FPVドローンのプロポはDJI機と違って一つのドローンにそのドローンの専用プロポではなく、複数の機体を一台のプロポでバインド(ペアリング)できます。また、DJIのプロポはステイックから指を離した状態だと真ん中に戻ります。これをセンタースプリング式と言います。
下写真 DJI製 センタースプリング式プロポ
FPVドローンのプロポはスロットルのみ真ん中に戻らず触った状態のまま。ジンバルフリー状態です。これはFPVドローンには高度維持機能はついておらず自分で高度維持しなければならないため、スロットルフリーの方が操作し易いためにこうなりました。
下写真 FUTABA製 ヘリ用 モード2プロポ スロットルフリー
上記の場合、日本で有名なFUTABA製のプロポで説明すると、
ヘリ用→スロットルがフリー
エアプレーン用→スロットルはフリーだがスロットルをいじるとカリカリする感覚がある。
ドローン用→スロットルがセンタースプリング式
の三種類があります。上記の事柄を踏まえるとFPVはヘリ用を購入する事をお勧めします。逆にFPVの場合高度維持が必要なためドローン用を購入するとスティックがセンタースプリング式なので高度維持が難しくなります。
モードについて
そして、ドローンの動きの操作方法にモードというものがございます。これは、プロポのスティックでドローンがどういう風に動くかというものです。これをモードといいます。モードは全部でモード1〜4まであります。基本的にはモード1か2です。ですので基本的なモード1と2のご説明をしていきます。
モード1は基本的に日本の方に多い印象です。これは昔ラジコンヘリはモード1で飛ばされる方が多いのでここからドローンをやられる方は大体モード1の方が多いです。
世界ではあまりモード1の方はおられず、モード2の方が多いです。ですので世界水準なのはモード2です。そして今からドローンを始められる方はモード2の方が多いので、モード2の方はモード1の方を敬いましょう。
モード1とモード2の違いはスロットルとピッチの違いです。モード1は右側のスティックにスロットルで左側のステイックにピッチ、モード2は左側のスティックにスロットル、右側のスティックにピッチになります。ですのでスロットルとピッチが入れ替わる状態です。
まず最初にモードを決めていただきます。このモードを決めるのが重要でして、FPVの場合、最初のモードが体に染み付いてしまうので後から変えることは頑張ればできますが、なかなか難しいです。
ですので、上記の事からFPVのプロポにはモードというものが存在します。
そして上記の事から最終的にFUTABA製で考えると今から始められる方はヘリ用のモード2の購入をお勧めします。
今日はここまでとします。次回はプロポで大事なプロトコルのお話。次回もどうぞよろしくお願いいたします。
エナジースペース 山崎